さがみはら中央区版 掲載号:2020年11月19日号 エリアトップへ

調停委員として藍綬褒章を受章した 大谷 豊さん 富士見在住 69歳

掲載号:2020年11月19日号

  • LINE
  • hatena

「調和取れた社会へ」

 ○…人と人との紛争に対し、当事者双方の話し合いで合意をはかり解決に当たる「調停委員」を務めて20年。「訴訟というのは戦いだが、調停は『ボタンの掛け違いを元に戻す場』。話がお互いの良い方向にまとまれば、達成感がある」。名誉ある受章にも「これまでやってきたことの区切りとして頂いた」と一喜一憂はしないが、「褒章に恥じないよう、まい進していく」と志は高い。

 ○…相模原生まれ、相模原育ち。大学生時代は学生運動の真っただ中。「大学も閉鎖されちゃったから、のんびりアルバイトなんかして暇をつぶしていた」と笑う。理系だったが、依頼に対して全力で取り組む弁護士の父の姿に影響され、同じ道を歩むことを決めた。神奈川県(当時横浜)弁護士会相模原支部の支部長を務めた縁で、調停委員に。以来20年、真摯に業務に取り組んできた。

 ○…自他共に認める「仕事人間」だが、たまの休みの息抜きは仲間とのゴルフ。しかしコロナ禍でそれも難しく、「年明け頃にはやりたいなあ」とこぼす。仕事では娘が日々の業務をサポート。「いなけりゃいないで何とかなるけどね」と冗談めかし、喧嘩をすることもあるが、今でも時々、自身の司法試験の合格発表を、幼い娘の手を引いて一緒に見に行った日のことを思い出す。

 ○…受章にもスタンスを変えるつもりはない。「調停委員は人間としての資質が問われる。これまで通り自分を磨いていくだけ」。周囲で活動する調停委員の努力もひと一倍理解しており、「受章の窓口を広げてほしい」と訴える。活動の先、めざすのは話し合いで諍いが治まる調和の取れた社会の実現。「難しいことだとわかっていても実現しなければ」。大きな理想に向かい、これからも進み続ける。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

若本 英子さん

4月から相模原少年補導員連絡会の会長を務める

若本 英子さん

淵野辺本町在住 64歳

11月26日号

大谷 豊さん

調停委員として藍綬褒章を受章した

大谷 豊さん

富士見在住 69歳

11月19日号

草野 佑太さん

1月に発足したバスケットボールチーム「相模原プロセス」の代表を務める

草野 佑太さん

南区相模大野在住 23歳

11月12日号

遠藤 誠さん

10月から市立図書館の館長に就いた

遠藤 誠さん

南区新磯野在住 57歳

11月5日号

秋山 真男さん

相模原市相模原消防署長を務める

秋山 真男さん

南区相模台在住 59歳

10月29日号

石井 茂さん

2020年度の消防庁長官表彰を受けた

石井 茂さん

東淵野辺在住 59歳

10月22日号

日本墓石店100選の店

峰山霊園ほか墓石施工。安心の地元石材店!

https://satosekizai.co.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 11月26日0:00更新

  • 11月19日0:00更新

  • 11月12日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年11月26日号

お問い合わせ

外部リンク