上溝のにぎわいや魅力創出を目的に発足した「上溝みらい創生委員会」の委員長を務める 根岸 利昌さん 上溝在住 75歳
「生まれ育ったまちのため」
○…5月28日に発足した「上溝みらい創生委員会」の委員長に就任した。同会は、上溝地区の住民らで構成した「小田急多摩線延伸・上溝駅開設推進協議会」の活動休止を受け、同地区のにぎわいと魅力の創出を目指した「上溝まちづくりプラン」の具現化を図っていくことを目的としている。「まずは具体的にさまざまな活動を積極的に仕掛けることにより会のことを知ってもらい、多くの住民らの理解と協力を得て、1日でも早くプランを実現していきたい」と意欲的だ。
○…生まれも育ちも上溝で、相模原市役所に奉職。地元への思い入れは人一倍強い。さらにこれまでPTA会長や自治会長、自治会連合会副会長ほかを歴任するなど、地域からの信頼も厚い。現在は上溝公民館長も務める。「周りの協力がなければできない仕事ばかり。皆さんに感謝しながら、今後は自分だからこそできる、団体と団体を結びつける動きもしていきたい」
○…3人の子どものうち次男夫婦と夫人と同居する。3歳と1歳の孫もおり、「とにかく元気をもらってますよ」とメロメロの様子。自身の親から子まで3代続けて上溝小・中学校卒。「4代続けても間違いないでしょう」と孫を思いうれしそう。「だからこそ輝かしい上溝の未来を創っていくことが大事」と力がこもる。
○…公募したまちづくりプランには、駅周辺や公園などを活用した集客のためのアイデアが多数盛り込まれている。また「未来に活躍する人の支援」にも着手するという。「どの団体もやっていない、地域に必要なことから取り組んでいく」。趣味は声楽。オペラなどの曲を歌う。「来月ある発表会が今一番の楽しみ」と最後にいたずらっぽく笑った。
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