神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

アフリカヘリテイジフェスティバルをプロデュースする「アフリカヘリテイジ」代表 トニー・ジャスティスさん 相模原在住 

公開:2011年9月8日

  • LINE
  • hatena

「不可能を可能に」

 ○…昨年、歴史や食などの文化を発信する団体「アフリカヘリテイジ」を結成。今週末に大野北公民館で行われる「アフリカヘリテイジフェスティバル2011」を企画した。当初は3月19日に予定され、計画から広報、セットにいたるまでの準備を急ピッチで進めてきたが、震災の影響で延期に。半年間のときを経て、ようやく開催にこぎつけた。

 ○…「日本人はアメリカや欧米は知ってても、アフリカを知らない。もっと、身近なものにしたい」と、イベントの開催を同公民館に働きかけた。話はスムースには運ばなかったものの、まずは信頼関係づくりをと、公民館まつりなどに積極的に参加した。すると、公民館側から出身のガーナを題材にした講義依頼を持ちかけられたことで状況は一転。さらに踏み込んだイベントを提案したことも、開催への弾みとなった。

 ○…以前に旅行した東京での思い出が強烈に残り、96年、「楽しい、勉強になる国だ」と移住を決心。再来日した。当初は、各国の住人が集うゲストハウスでの共同生活。郷土の料理を出し合うなど、楽しい日々を過ごした。仕事探しの最中、師と仰ぐ日本舞踊の先生と運命の出会い。お茶、踊り、人生について公私ともに面倒を見てくれた。今は連絡がなかなか取れなくなったものの、先生にできなかった恩返しを日本全体にしたいと思いを馳せる。  

 ○…飲食店に直接指導できるほど料理の腕はピカイチ。アフリカ料理、イタリアン、ジャマイカ料理も堪能で、お店を経営する夢もある。「不可能を可能にする」のがポリシーで、来年には、市内に大物アフリカ有名人を呼ぶイベントも計画中。日本と友好関係を築きながら仕事上のパイプづくりも見据える。「相模原のために、そして子どもたちの未来のために頑張る」。単身、異国の地に飛び込んだ行動力で、有言実行する。
 

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook