公益社団法人・相模原青年会議所の第47代理事長に就任した 森 正雄さん 中央区千代田在住 39歳
笑顔が似合うニューリーダー
○…「街が輝くことを信じて行動したい」。JCとは40歳以下の青年による街づくり団体。自分たちが輝くことで輪が広がり、街全体が輝くという青写真を描く。だからこそ、今年度のスローガンは「私たちの輝きをまちの輝きへ〜笑顔あふれる持続可能な社会を創造しよう〜」。相模原が輝いていないとは言わない。自身も星が丘小、弥栄中、麻溝高と地元で育ち、「住みやすい街」と言い切る。しかし、街が持つ潜在能力はこの程度ではないとも思う。「人も街も色んな可能性を秘めている」。磨けばもっと光り輝くんだと。
○…JCと出合ったのは平成17年。「若者が頑張る姿に惹かれた」と入会を決意した。その後は意欲的に活動に参加。昨年度は副理事長を務めた。心に残る事業の1つに、ここ数年開催している市民討議会を挙げる。「主婦、学生など意見を表明したくても、なかなかできない人たちの声を吸い上げることができた」。手応えと将来性を見出せただけに思い入れが強い。
○…普段は税理士として税金相談や申告書作成、経営者からの悩みも聞く。自ら「天職」と言い切るのは人の役に立つ仕事だから。座右の銘は「利他の精神」。人のために尽くすことが素晴らしいという金言だ。学生時代からボウリングが好きで3ゲームで600点を超える腕前の持ち主。理事長就任でより忙しくなりそうだが「家では4人の娘との時間をなるべくとりたい」と父親の顔も見せる。
○…いよいよ始まった新年度。目指すのは「喜んで人のためにできる雰囲気のある社会を作る」こと。非常時だけでなく、普段から地域コミュニティで繋がりがあれば、さらに笑顔と感謝が溢れる街になる。そのために災害対策、経済復興という委員会も立ち上げた。そして一番の核はメンバーの拡大。「JCの意義を伝えていきたい。それが拡大に繋がると思うから」。この街のため、気鋭のニューリーダーが歩み始めた。
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