神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

今年のインターハイ出場を決めた麻布大学附属渕野辺高校サッカー部部長 大矢 拓さん 町田市在住 17歳

公開:2013年7月18日

  • LINE
  • hatena

夢舞台へ 「強さを証明する」

 ○…県予選を快勝し、2008年以来となるインターハイの切符を掴んだ。「自分が部長を務めた代で出場を決められて本当に良かった」。全国を目指す中でチームがバラバラになる事もあったが、生活態度を見直し、学年に関係なく率直な話し合いの場を設けることで、部をまとめ上げた。監督の教えを部員に伝えるだけでなく、時にはケガ人にテーピングを施すことも。「(周りに気を配る)先生みたいなものですね」。

 ○…小学生の頃、友達に誘われサッカーの道へ進む。上背があるという理由からGKを任されると、フィールドの選手が経験できない緊張感や、ゲームをコントロールできる魅力に惹かれていった。順風満帆なサッカー人生を送っていたが、高校では大けがも経験した。「みんなが楽しそうにプレーしている姿が羨ましかったし、悔しかった」。それでも部員の励ましを力に、「このメンバーと一緒に全国大会に行きたい」と前を向いた。今はインターハイへ向け、炎天下の中、5時間の練習で汗を流す。

 ○…親の影響で小さい頃から戦争ものの映画をよく鑑賞した。命の大切さを学んだことで、自衛官としての道を志している。将来を見据え、休みの日もランニングや筋トレに励むなど、体づくりにも躍起だ。「どれだけ鍛えても物足りないし、勝手に体がうずいちゃうんです」と、どこか恥ずかしそうに笑った。

 ○…半月後に迫った晴れ舞台へ向け、「これまで以上にまとまる必要があるし、部の代表として責任も大きい」と一層気を引き締める。5年前、道半ばで敗れた先輩たちの無念。その思いは今、後輩たちにしっかりと引き継がれようとしている。まずは、目の前の1勝。「渕野辺の名に恥じないようプレーをしたい。勝って、全国に強さを証明する」。渕野辺高校サッカー部の物語の続きが今、幕を開ける。
 

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

御手洗 理英さん

4月1日付けで相模原市美術協会の会長に就任した

御手洗 理英さん

矢部在住 64歳

5月2日

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook