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神奈川県司法書士会相模原支部の支部長を務める 細野 昭弘さん 富士見在住 50歳

公開:2013年10月3日

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司法書士をより身近に

 ○…「登記・供託」「裁判事務」「成年後見業務」や、市民の身近な暮らしの法律トラブルを解決する司法書士。このたび、神奈川県司法書士会相模原支部の支部長に就任した。市内に約60名在籍する司法書士をまとめる立場になり、「70万人都市における長としての重責を感じる。市民が我々に感じる敷居を低くしたい」と使命を掲げる。

 ○…中学生の頃、法務局の職員だった父が津久井で司法書士事務所を開業した。それ以来、自宅併設の事務所で夜遅くまで書類に向かう父の背中を見続けてきた。「継いでほしい」という父の言葉を受け、大学は法学部へ。「遊んだり、お酒を飲んだりする方が忙しかった」という学生時代だったが、卒業後は父の仕事を手伝う傍ら司法書士の勉強に打ち込む。長らく勉強を重ね、やっとのことで試験に合格。「大変な勉強から解放された」。自分の事務所を持ってからは市民のニーズに応えるべく、かつての父と同じように書類に向かう毎日を送る。

 ○…「飽きっぽくて部活は続かなかった」という学生時代の反動からか、趣味はトレッキングに釣りとアウトドア派。デスクワークが多いため、身体を動かすことはストレス解消にもなる。友人と連れだっても、登っている時はひたすら会話もなく無心。その無心でいる時間こそ、大事にしたい。「頂上についたときはもちろん、そこで飲む豚汁は最高」と目を輝かせる。いつかは槍ヶ岳への挑戦を夢見ている。

 ○…法改正など常に動き続ける司法の世界。現状に甘んじることなく、スキルアップすることは必須だと感じる。「人生で司法書士への依頼は多くて2、3回。だからこそ満足してもらいたい」。今後は無料相談会などにも尽力。不動産登記だけではなく相続の周辺業務も行う「ワンストップリーガルサービス」の提供が理想だ。司法書士をより身近に感じてもらうため、支部単位での活動を展開する。
 

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