公益社団法人・相模原青年会議所の第49代理事長に就任した 佐々木 亮一さん 小山在住 37歳
地元の魅力「気づく」機会を
○…1月から相模原青年会議所(以下相模原JC)の第49代理事長に就任した。めざすは地元意識を高める活動だ。そのため、「今年は相模原JC単独で事業を進めるのではなく、様々な団体と協働で事業を行いたい」と意気込む。「相模原の発展には『自分たちの街は自分たちで創ろう』と一人ひとりが意識することが不可欠」だという。そんな気持ちを込めて「真に自立した相模原の創造を目指して」を今年のスローガンに定めた。
○…相模原JCに入会して今年で14年目。長いJCの活動の中で、思い浮かぶのは、入会3年目で初の委員長(責任者)を務めたイベント「オープンミュージアム」。相模大野中央公園に地元出身アーティスト40組を招いたイベントは、出演者が繰り出す数々のパフォーマンスで大盛況だった。会場に集まった数万人の観衆の熱気は今も鮮明だ。地元パワーを目にし、街を活性化する土台を創りたいと強く思った。
○…相模原で生まれ、相模原で育った。36年前に父が創業した区内の家電店(株)ライトで専務取締役を務める。「おばあちゃん、何か困ったことはない」「電球取り外すの手伝うよ」など顧客一人ひとりを大切にする姿勢で、「家族のように可愛がってくれるお客様も多い」。家では7歳と3歳の娘を持つ二児のお父さん。理事長として休日も多忙になるが「家族との時間もつくれるよう努めます」と笑った。
○…今後取り組む協働事業として城山で開催する『さがみ風っ子トレイルランニング』をあげる。例年のJC主催ではなく、地元法政大学などと実行委員会を立ち上げ、より地域に根ざしたイベントにする。ほかにも年間4事業程の協働事業を行う考えだ。相模原JCの活動をメルマガで配信する「サポーターズクラブ」会員への情報配信にも努めていく。「地元の魅力を知る『気づき』の機会を与えたい」。志高き、若きリーダーの勝負の一年が始まった。
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