神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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小山公民館館長を務め、神奈川県公民館連絡協議会表彰で職員等功績表彰を受賞した 永冨 多美子さん 小山在住

公開:2014年2月13日

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「地域皆の公民館にしたい」

 ○…地域住民の健康づくりのため、スポーツ大会や健康まつりなどのイベントを積極的に開催してきた。昨年は、関東などの公立公民館の代表者が集い、事業内容の研究発表を行う「公民館関東甲信越静ブロック大会」に神奈川県の代表として出席。「健康づくりと公民館」というテーマで同館での活動を発表した。こうしたこれまでの活動実績が評価され、このほど「平成25年度神奈川県公民館連絡協議会表彰」で職員等功績表彰を受賞した。

 ○…鹿児島県出身。実家は農家で、5人姉妹の長女。勉学に励むことよりも家業を手伝うことが良しとされた時代に育った。進学する人が少ない中、手に職を付けるため、商業科のある高校に進学。簿記、そろばんを身に付け、卒業後は、東京の自動車メーカーに経理として就職した。「帳簿で数字をいじるのが本当に好きだった」。50代半ばになり、地域のために何かしたいと考えていた矢先、当時の小山公民館の館長から「健康づくり普及員」の推薦を受けた。同員として地域にかかわるうちに地域交流の拠点となっている公民館活動にも興味を持ち、周囲の後押しもあって2012年に館長に就任した。

 ○…「世界一の旦那だった」。仕事で帰りが遅くなると、夫や息子が先に夕飯を作って待っていてくれた。夫は「妻には妻の人生がある。好きにすれば良い」と一番の理解者だった。石畳の街並みが好きで、夫の生前には、北・中欧を共に旅した。城に泊まりながら巡った北スペインの旅は忘れられない思い出の一つだ。

 ○…自治会対抗の運動会の開催や地域住民の学習の場の提供などを通じ、公民館を住民同士の交流の場にしているとして、3月には文科省から表彰される。今後は、若者にも積極的に公民館を利用してもらうため成人学級を新設する構想もある。「イベントを多く開催し、公民館を訪れるきっかけを作ることで、地域皆のふれあいの場にしたい」

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