公益社団法人相模原青年会議所(相模原JC)2020年度の新理事長に就任した 市川 雄士さん 緑区在住 36歳
夢への挑戦を応援したい
○…「自分にはできないと思っていることも、いつか必ずできる。それを伝えていきたい」。就任の思いを問われそう意気込む。2013年に相模原JCに入会後、理事長に就くとは夢にも思わなかった。「あきらめずに挑戦する」。自らの人生で体現したこの価値観を会員に浸透させ、それぞれが地域をけん引する青年経済人となれるように。今年度の基本理念には「不可能を可能にするリーダー」を据えた。
○…サッカーとバンド活動に明け暮れた少年時代。音楽の専門学校卒業後、25歳で電気工事などを行う(株)市川電設を設立。自社ビルを有するまでに会社を築き上げ、今では約30人の社員をまとめる。本業の傍ら、昨年には上部組織の日本JCに出向。全国を飛び回り、「四国に行って次の日に九州、沖縄、東京に戻ってすぐに会議、そんな生活だった」。泊りで会社や家を空けることも多く、土日もJCの活動。ただ、「何とかできた。難しいと思うことでもやればできるもの」。
○…お酒には目が無く、ほぼ毎日嗜む。マイブームはハイボール。趣味のゴルフは交流を深める場で、昨年は多忙で満喫できなかった分、「今年は楽しむよ」。家では2児のパパ。「優しい子たちで偉いと思う。家での何気ない時間が一番良いよね」と家族思いな一面ものぞかせる。
○…自社ビルを譲ってくれた社長、活を入れてくれる同業の経営者、初の県外拠点・埼玉営業所の経営を応援してくれる人、これまでの歩みには多くの人の支えがある。「縁を頂いた方に感謝したい。JC理事長も地域への恩返しの一つ」。あきらめず夢を追う人を、今度は自分が後押しする番。不可能を可能にする担い手を育むことが、笑顔あふれる相模原の共創につながると信じて。
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