神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

競泳個人メドレーで1年生ながら高校総体2冠、国体優勝など目覚ましい活躍を見せる 小方 颯(そう)さん 緑区東橋本在住 16歳

公開:2020年2月13日

  • X
  • LINE
  • hatena

夢はキングオブスイマー

 ○…4月1日から始まる日本選手権。文字通り日本一のスイマー決定戦だが、今年はその意味合いが一味も二味も違う。五輪代表選考会―。ここで派遣標準記録を突破した上位2人が「東京」行の切符を得る。自己ベストでは現在8番手。加えて自身の種目はすでに一人内定者がおり、残る1枠をめぐる壮絶な戦いが待ち受ける。だが、「選考は一発勝負。何が起こるかわからない。そこで強い人が五輪に行ける。緊張に負けないで楽しみたい」と臆さない。

 ○…旭小学校、旭中学出身。親のすすめで5歳頃から水泳を始めると才能が開花し飛び級で選手コースに。当時から個人メドレーを主に学年ごとの県大会では無双。ところが小6年時に初黒星を喫する。一時は「水泳が嫌」と沈んだが、そこは生来の負けず嫌い。「足りないものがあるから負けた」と発奮し中学では全国で活躍。昨夏、高校1年で総体2冠。秋の国体も躍動した。「あの負けがなかったらずっと調子にのっていたと思う」

 ○…朝6時に起き横浜の高校へ。放課後は毎日練習、帰宅は夜の10時。月曜だけは体を休める。こと水泳に関しては探求心の塊で、世界のトップ選手を観察しては泳ぎに生かす。「水泳が好きなのですごく研究する。細かいところにも気づく」と嬉々とする一方、「これが勉強にも向けられたらな」と小さく息を漏らして十代の顔がちらり。

 ○…2月15日からのコナミオープン水泳競技大会で、あと2秒と迫る400mの派遣記録を切るのが目下の目標。冬場の合宿は順調にこなし、「水泳人生で今が一番調子が良い」と頼もしい。4泳法の総合力が問われる個人メドレー。「五輪の覇者は”キングオブスイマー”。目指したい」。人一倍の水泳愛が夢を現実に近づける。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

御手洗 理英さん

4月1日付けで相模原市美術協会の会長に就任した

御手洗 理英さん

矢部在住 64歳

5月2日

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook