男性で初めて第14代相模原市観光親善大使を務める 鈴木 朝登(あさと)さん 淵野辺在住 19歳
「72万人、全員に会いたい」
○…男性初の観光親善大使に就任。選考では「相模原愛」を語り、その座を射止めた。「責任と驚きでいっぱい。選んで頂けて光栄」。休日に各地へ足を運ぶなど、今は相模原について日々勉強中。着任に背筋が伸びる思いだが、それ以上にこれからの活動への期待で心がはやる。
○…福島県白河市出身。大学進学を機に相模原へ。青山学院大学相模原キャンパスに昨年度新設された、コミュニティ人間科学部で社会学と教育学を学んでいる。知らない地で初めての一人暮らしは不安ばかり。そんな時、支えてくれたのは地元商店街の人たちだった。「料理初心者の自分に簡単なレシピを教えてくれたり、見かけたら声を掛けてくれた。人の温かさに触れ相模原を一気に好きになった」。まちの人に教えられた市役所通りの桜並木はお気に入りスポットのひとつだ。
○…登山好きな祖父の希望で「朝登」と名付けられた。祖父の手ほどきもあり、自身も名前に違わず、すっかり山好きになった。高校では山岳部に所属。今でも長期の休みには山へ足を運ぶ。仲間と助け合い、力を合わせて登ることに醍醐味を感じている。「いま登りたいのは陣馬山。地元福島の友人を呼んでの登山を計画中です。そこで相模原のPRもしたい」と笑顔を浮かべる。
○…「相模原は第2の故郷」と愛着を抱く。大学の友人たちの相模原への思いの薄さに驚き、大使に立候補する事を思い付いた。男性初の大使となることで関心が向き、自身が感じた相模原の温かさを発信できるのではないかと考えており、地元住民とは違った視点で、新たな魅力の発掘をめざす。「そのためにも市民72万人全員に会いたい」。相模原を背負い、情報発信のキーマンとなるため一年間ひた走る。
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