神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

上溝で手芸品などの販売会を開催し今年で10年目を迎える 村山 裕子さん 横山台在住 68歳

公開:2021年7月22日

  • X
  • LINE
  • hatena

「一期一会」で彩られた人生

 ○…地域住民の手芸品を展示、販売するイベントを上溝で始め、今年で10年の節目を迎える。元々、職場の後輩と2人だけだった手芸会が次第に近隣に広がり、今では地域の憩いの場として人気に。販売会には手芸品だけでなく、日本全国から取り寄せた物産も。「天草のジャムや奄美大島の砂糖は本当においしくて人気」とうれしそうに紹介する。

 ○…専門学校を卒業後、父の勧めで市職員に。37年間、定年まで勤め上げた。手芸との出会いは、息子の英会話教室が契機。授業の待ち時間中に近場で手芸の講師を務めていた女性からパッチワークづくりを教わったことから、その魅力にのめりこんでいった。退職後に始めた販売会も好評で、軌道に乗りかけていたその矢先、悪性リンパ腫を発症。生死をさまよい、不安に襲われた。幸いにして、入院した大学病院での治療、家族や仲間の支えもあり、体調はみるみる回復。今は健康そのもので、「人との出会いが私を生かしてくれた」と大病からの奇跡的な生還を振り返る。

 ○…趣味としてお茶もたしなむ。約50年ほど継続しているもので、「お茶を通じて人を思いやる気持ちを学んだ」としみじみ。海外旅行も楽しみで、往来が自由になる日が待ちきれない様子。「コロナが収まったら友達がいるアメリカに行きたいな」

 ○…大切にしている言葉は「一期一会」だ。「人に恵まれたからこそ、今の私がある」と晴れ晴れした表情を見せる。これからは体に留意しながら、1回でも多く開催するのが目標だ。「会は私だけのものではなく、みんなのもの。楽しく過ごしてもらえるよう長く続けたい」その先にある仲間との楽しい日々や、まだ見ぬ出会いを夢見て。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

御手洗 理英さん

4月1日付けで相模原市美術協会の会長に就任した

御手洗 理英さん

矢部在住 64歳

5月2日

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook