現在上映中のオール相模原ロケ映画「ホペイロの憂鬱」で森陽介役を演じる 郭(かく) 智博(ともひろ)さん 清新小学校出身 33歳
「大事な街」での撮影に感慨
○…映画「ホペイロの憂鬱」でサッカーJ3クラブ・ビッグカイト相模原の選手・森陽介を演じる。ある時、「ホペイロ」の映画化を聞き、出演者の行方が気になっていたところに依頼があり快諾した。相模原は3歳から小学生まで過ごした地。「自分にとって大事な街で仕事をできることがメチャクチャ嬉しかった」と振り返る。
○…母親の応募で受けたオーディションに合格し4歳から芸能界へ。これまで数々のドラマ、映画、舞台に出演し今年で芸能生活30年を迎える。「ホペイロ」で演じた森はファンであるSC相模原の選手を見本にした。中学時代はサッカー部に所属し中盤のポジションで活躍したが、今回の役はプロサッカー選手。少しでも精度の高いプレーを見せるため、蹴り方はスタッフから指導を受けるなど腐心した。撮影中の思い出を「ギオンス(相模原ギオンスタジアム)で蹴れたこと。SCファンとして嬉しかった」と笑みを見せるも、「市民の方ともっと触れ合えたら良かったな」とも。
○…趣味はゲームで、芸能人にもゲーム仲間がいるほど。ゲーム好きは幼少からで、当時は旧アイワールドにスーパーファミコンのソフトを買いに行ったり、氷川神社でポケットモンスターを交換したりして遊んだ。都内に住む現在も休暇の際はSC観戦へ。ギオンスでの観戦勝率は五分。「今年は勝ち試合の観戦を増やしてほしい」と激励する。
○…40代に向け、今後の30代後半は「俳優」として確立していく作業に傾注する。様々な仕事にトライし続けた20代。与えられた配役を演じ切り、演技の幅を広げることに全力を尽くしたが、今は「荒削りの面を研ぎ澄ませていければ」と静かに決意を明かす。夢は三大映画祭への出演。「先輩も行った。遠くはないと思うし、追いかけたい」と言葉に熱を込める。映画で見せた輝きを市民の胸に刻み、そして世界へ。夢を力に変え、俳優人生を突き進む。
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