高部屋神社 半世紀ぶりに葺き替え 老朽化に伴い改修工事 見学会等も実施予定
高部屋神社(宮本佳昭宮司・下糟屋)では、拝殿の茅葺き屋根の老朽化に伴い、今年4月より約55年ぶりとなる改修工事(葺き替え)を実施する。神社では氏子が中心となり昨年11月から建設委員会を結成し、改修の準備を進めている。また今回の改修工事に合わせて、神社の見学会なども予定されている。
高部屋神社は、旧糟屋庄(大住郡)127ヶ村の総社として数々の武将・武士にも縁のある古社。創建は紀元前660年(年代不詳)とも言われ、延喜式神明帳に記載されている相模国13座の1社でもある。境内には、県の重要文化財にも指定されている銅鐘をはじめ、数多くの文化財を所蔵する。
現在の拝殿は、1865年(慶応元年)に再建されたもの。今までに3回の屋根の改修が行われているが、1956年以降は行われていなかった。しかし老朽化が問題となっていた折、昨年9月の台風15号により屋根に穴が開いてしまったこともあり改修計画が始まった。
現段階で改修工事にかかる費用は約1800万円。文化財等を移動し、4月から工事を開始、翌5月末には完成を予定している。また、歴史ある神社をより知ってもらおうと改修工事前に見学会などの行事も予定している。改修を計画している同神社の建設委員会では、現在、市民の方々に奉賛金を募っている。氏子で建設委員会を務める斉藤実さんは「歴史と文化のある神社。後世に大切な文化財を残していきたいと思います。ぜひ皆様のご協力をお待ちしています」と話す。詳しい問い合わせは伊勢原大神宮(【電話】0463・96・1611)まで。
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