市更生保護女性会 結成50周年を祝う 母親目線の青少年育成続ける
伊勢原市更生保護女性会(榎本ミサ子会長)の「結成50周年記念のつどい」が5月29日に市内石田にあるフォーラム246で開催された。式典には市内各地区からの会員と来賓の合わせて126人が出席して、半世紀の節目を祝った。
更生保護女性会は、母親の目線からの青少年犯罪・非行の未然防止をはじめ、少年院への訪問、地域でのミニ集会等を行う全国組織のボランティア団体。全国で約18万5000人が登録しているという。
伊勢原市更生保護女性会は1963年に伊勢原町更生保護婦人会として発足した。現在は40代から80代の146人が活動している。主な活動としては、小田原市内にある少年院や更生保護法人を訪問して、体育祭や盆踊り、誕生会などに参加し、母親のような立場から少年の更生を手助けしている。また、市内では伊勢原観光道灌まつりで保護司会と協力しての薬物乱用防止活動キャンペーンをはじめ、「愛のあられ」販売や更生保護バザーなどを実施し、売り上げを支援金や活動費に充てている。
式典には高山松太郎市長、小沼富夫市議会議長、秋山順造市保護司会会長らが来賓として出席。萩原好江会長代行が「50年のたゆまぬ歩みを続けてこられたことは皆様の助けがあったからこそ。決して平坦な道ではなく、尽力されてきた方のご苦労と歴史の重みを感じています。これからも明るい健全な社会の実現を目指して活動していきたい」とあいさつ。続いて高山市長らが祝辞を述べた。
式典後にはアイリッシュハープ奏者の永山友美子氏による演奏と講話「愛と優しさで人は育つ」が行われた。永山さんは刑務所等でアイリッシュハープ演奏の慰問活動を行っており、慰問のエピソードを交えながらハープを演奏。「ボランティアは巡り巡って自分自身のためになります。音楽は万人に通じます。そして愛情の大切さを感じました」と話した。
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>