伊勢原を身近に 市内農業経営者ら有志がプロジェクト
初めての田植えに悪戦苦闘
市内の農業経営者ら有志６人が集まり、伊勢原の活性化と魅力発信に取り組む『プロジェクト伊勢原』。その初めての企画となる田植え・搾乳体験が６月８日に開催され、県外から６家族20人が伊勢原を訪れた。
この「プロジェクト伊勢原」は、自然豊かな伊勢原を多くの人に知ってもらい、体験でより身近に感じてもらうことで伊勢原をアピールしようという企画。将来的には経済面での活性化も目指していくという。市内の酪農家や花卉農家、便利業、デザイン会社、ＩＴ企業経営者ら、さまざまな業種のメンバー６人が集まって活動を開始した。また市内の自治会活動から発足した市民活動団体の千津南エンジョイライフクラブもサポートで参加する。
その第１弾企画が『親子で挑戦するお米づくり体験』。手作業による田植え・除草・稲刈りを通じて、昔ながらの米作り体験してもらうもの。
当日は、東京都の世田谷区や渋谷区などから６家族20人が参加。岡崎にあるメンバーの田んぼで田植えを体験し、上谷の石田牧場で搾乳体験などを行った。東京都目黒区から訪れた森永隆史さん悠さん一家は４人で参加。「自然を体験できるイベントを探していてタイミングも良かった。貴重な体験ができた。また参加したい」と笑顔で話す。
また次回以降の日程では大山体験なども合わせて行い、観光面からも伊勢原の良さをアピールする。メンバーの一人でデザイン会社を経営する大澤守門さんは「今後は市内イベントへの参加を促すほか、地域の方への協力もお願いしていきたい」と話した。
搾乳を体験
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