商店主と消費者のつながりをつくり、地元商店街を活性化しようと2008年に始まった「いせはら樂市樂座(らくいちらくざ)」。市商店会連合会を中心に組織された商業のまちづくり協議会の一部会として、当初予定された5年間の活動が今年3月で終了した。4月からは市民有志も加わった新たな実行委員会が発足。「新生いせはら樂市樂座」として”第二章”がスタートした。
6月27日、「第二章、始まる。」と銘打たれたイベントが、シティプラザ1階ふれあいホールで開かれた。高橋宏昌商工会副会長、山田晶久商連会長、小沼富夫市議会議長、渡辺紀之県議をはじめ、およそ100人が来場した。
新生・樂市樂座の座長を務める數井利次さん(45歳)は冒頭、大勢の来場者を前に深く頭を下げた後、5年間のプロジェクトの経緯を説明した。
樂市樂座では、市内の商店主や匠の技を持つ職人たちを招いて、トークライブを実施。商店主と消費者とのつながりをつくろうと市民の前で仕事の魅力やこだわり、誇りについて語るほか、商品の紹介や製作実演なども行われてきた。イベントは今年3月までに23回開かれた。これまでに登場したゲストはおよそ40人にのぼる。
市外でも開催
この日は、24回目となる樂市樂座が行われた。今回は、洋品百貨YAMATOYAの橋本光正代表(31歳)が登場。市内伊勢原にリニューアルオープンした同店の橋本代表は、350年の歴史を誇る老舗13代目として仕事に対する心構えや自身の使命などを語った。
後半には市内の商店主らがモデルとして登場するファッションショーも開催。モデルの衣装は橋本代表が実際にコーディネートしたもので、観客たちは拍手をしながらショーを楽しんだ。
盛況のうちに第二章の幕が開いた新生・樂市樂座。數井座長は「今回のファッションショーのように、そのお店の魅力を引き出すような企画を今まで以上に考えて実行したい」と語った。また「市外でも開催し、伊勢原の魅力を発信したい」とコメント。今後は魅力の『引き出し』と『発信』に力を入れていくという。
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