三之宮比々多神社 十二支を一堂に 杉山茂さんが12年かけて奉納
市内三ノ宮で建設業を営む杉山茂さん(76歳)が、昨年まで12年かけて三之宮比々多神社(永井治子宮司・三ノ宮1472)に奉納した十二支の石像。すべての干支を奉納したことを記念して、同神社の裏手に石像を安置する台が設置され、昨年末からすべての石像が参拝者にお披露目されている。
杉山さんが干支の石像を最初に奉納したのは2001年のこと。翌年の干支である『午(うま)』の石像を奉納したことに始まる。それから毎年12月になると新しい干支の石像を作り続け、昨年『巳(み)』の石像で目標の十二支すべての奉納を終えた。
奉納した石像はどれも表情豊かな逸品で、御影石など様々な石材を使って作られている。杉山さんは毎年の石像に、景気回復や東日本大震災の復興など、様々な願いを掛けてきた。また、奉納を終えた一昨年末には、揃った干支を皆に見てもらえる場所を作りたいと話しており、今回はその思いが実現した格好になった。
みんなの干支に会って
神社の裏手に設置されている石像は十一支22体。その年の石像は本殿の入り口に飾られている。今後は新しい年を迎えるたびに石像を移動させるという。
石像の前には「あなたの干支に会ってみませんか」と書かれており、前を通る参拝者も「すごい」と足を止めていた。
永井宮司は「設置された干支に手を合わせて行かれる方も多くいらっしゃいます。杉山さんは前責任役員でもあり、神社とは50年以上のお付き合い。多くの参拝者の発展を願っていただき感謝しています」と話し、今後は周りを整理して、より足を運びやすい環境にして行くという。杉山さんは「すべての干支を奉納し、多くの人に見てもらえるようになりほっとしています。ご自分の干支に会うことで、みなさんにご利益があれば」と笑顔で話した。
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