伊勢原市 クルリン窓口開設 行政サービスをワンストップ化
伊勢原市は5月7日、戸籍住民課・保険年金課・介護高齢福祉課の行政サービスをまとめて受け付ける総合窓口「クルリン窓口」を開設。複数の行政サービスを一カ所で行える「窓口のワンストップ化」をスタートさせた。
伊勢原市役所で受け付ける届出等は1日平均50〜80件、多い時期で200件以上になる。混雑はもちろん、手続きによっては課を跨ぐこともあり、複数の窓口を行き来することも珍しくなかった。
総合窓口により、転入・転出をはじめ、出生、印鑑登録、住基カードの申請などがワンストップでできるほか、国民健康保険や後期高齢者医療制度、介護保険などの申請をワンストップ化することで、高齢者が複数の窓口を行き来する負担を減らすことが狙い。今回、ワンストップ化が実現しなかった申請作業などについては、回る窓口の順番を記した紙を渡すことでスムーズな申請作業ができるようにするという。
今回の総合窓口設置は、利用者の声はもちろん、2016年の開始を予定しているマイナンバー制度を見据えての動きのひとつ。
制度導入により内部システムの入れ替えが予想されることから、今回のワンストップ化では従来のシステムがそのまま利用できる課と業務のみに留めた。
またクルリン窓口開始に合わせて、総合窓口業務は業務委託が行われる。フロア案内・窓口受付の業務委託料は年間で約1140万円。既存の職員数を2名減らすことができ、これにより年間ベースで約1800万円の人件費削減が見込まれるという。また、窓口の改修費用などが約1440万円、年約240万円の6年リースとなる。電気設備の改修工事が約140万円(初年度のみ)。
市戸籍住民課によると、初年度で約280万円の経費削減。来年度からは電気設備改修工事費分が上乗せされ約420万円、リースが終了する頃には年間で約660万円が現在よりも経費が削減されるという。
問い合わせは伊勢原市役所/【電話】0463・94・4711戸籍住民課。
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