伊勢原市女性消防団(米山裕子班長・石井弦巳班長/19人)がこのほど、初期消火の重要性や消火の手順を解説した「消火器の使い方」と題する歌を作った。1月11日(日)に総合運動公園で行われる出初式で初披露される。
「大声で周りの人に知らせましょ」、「初期の消火が大事です」、「ノズルの先を火元に向けて、レバーを握ればすぐ噴射」…。
歌は、80年代のヒット曲「めだかの兄妹」の歌詞をかえ、火災直後の対応を分かりやすく紹介するもの。「ほかの消防団がやっていないことをやろう」と昨年4月に企画が持ち上がり、同年9月にはレコーディングを行った。
歌に合わせて消火器の使用手順を身振りで表現する点が特徴。出初式では18人の団員が扇状に隊列を組み、歌と動作、手話を交えて防災を呼びかける予定だ。
女性消防団ではスマップの「世界に一つだけの花」に合わせた救命体操を考案するなど、これまでもユニークな取り組みで防災啓発に尽力してきた。今後は「消火器の使い方」のオリジナルソングを作曲する計画もあるといい、米山・石井両班長は「団員同士で力を合わせて防災活動に貢献していければ」と口をそろえる。
こうした女性団員の活動について、市消防本部の小泉禎雄警防係長は「どの取り組みも全国的に見て非常に珍しい。市民への消防啓発と同時に、女性団員の拡大につながれば」と期待している。
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