比々多地区の観光や地域の発展を目指す「比々多観光振興会」(永井治子会長/会員数152人)が、設立から1年を迎えた。地域の魅力を再発見・発信していくため、マップの製作や会員研修など様々な取り組みが行われ、多くの人が参加している。
三ノ宮・栗原周辺に多くの遺跡群が存在し、歴史ある神社仏閣を中心に伝統文化が引き継がれている比々多地区。ミカンやブドウなどの果樹栽培も盛んなほか、県立いせはら塔の山緑地公園や聖峰などハイキングコースに最適な自然を生かしたスポットも多い。比々多観光振興会は、同地区の活性化を目指して、昨年6月に発足した。
同会では最初の事業として、比々多地区の散策地図や年間行事などをまとめた「伊勢原比々多めぐりマップ」を製作。これを皮切りに、実際にマップを参考にしながら笠窪や白根、善波など各地を散策する「比々多めぐり」を会員研修として月に1回開催してきた。この事業は「地域の歴史や魅力を再発見することができる」と話題を呼び、1回目の開催では30人程度だった参加者が、回を重ねる度に増え、6回目の開催では60人を超えるようになった。同会事務局長の永井武義氏は「地域の魅力を再発見するとともに、会員相互の親睦を深める機会にもなりました」と話す。
今後は発信
活発な取り組みをする中で、設立当初90人程だった会員数は、現在152人まで増加。また、マップも5月に新しく改訂された。今年度はこのマップを大きな看板として地区内に設置する計画も立てられており、今後も観光振興に向け様々な活動をしていく予定。
永井事務局長は「大山が新たに日本遺産に認定され、さらなる地域活性が期待される伊勢原市。今後は、昨年の比々多めぐりで再発見した比々多なりの魅力を多く発信していくとともに、地域の人のつながりを強くしていきたい」と話す。
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