自修館中等教育学校5年の金子裕貴さんが、7月13日からイタリアで開催されるセーリングの世界大会「2016年420級世界選手権大会」に出場する。2年連続での世界大会出場となり、上位入賞を狙う。
セーリングは、レース海面に設置されたブイをヨットで順に回り、ゴールまでの着順を競う競技。金子さんが出場する420級は、全長4・2mのヨットを2人で操縦するもの。五輪競技の470級よりヨットの全長が50cm小さく、入門競技として高校生をはじめとしたユースが多く参加している種目だという。
金子さんは、体を海面すれすれまで傾けて艇のバランスを整える「クルー」を担当。舵取り役にあたる「スキッパー」の新谷惟斗さん(横浜創英高3年)と、2年前からペアを組んでいる。今年5月に代表選考を兼ねて行われたJOCジュニアオリンピックカップでは、見事優勝。2年連続で日本代表の座を勝ち取った。
昨年の世界選手権では、90チーム中60位。海外選手の高身長を活かした加速術に圧倒されたという。上位半分以上に入るため、この一年は「技術と筋力で海外選手との差をカバーするため、フィジカルを徹底的に鍛えてきた」と話す。
父に憧れて
セーリングを始めたのは小学4年生の頃。趣味でヨットに乗る父の姿に憧れを抱いたのがきっかけだった。「波に乗って加速していく感覚にハマった」と語る。
世界選手権は7月15日に開幕する。環境に左右される競技なだけに、現地での情報交換が大切になってくる。「英語が好きなので海外選手とコミュニケーションをとりたい」と話した。
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