会場となる大山（上）と他で行われているレースの様子（実行委員会提供）
市内初となるアドベンチャーレース『第１回大山阿夫利アドベンチャーレース』（主催／同実行委員会、後援／伊勢原市ほか）が明日12月10日（土）に開催される。大会には県内外から48チーム１３９人がエントリー。大山の自然を活かしたレースが行われる。
アドベンチャーレースとは、山や川などの自然を舞台にチームで協力し、コンパスを頼りにオリエンテーリングやトレッキング、バイクなどのアクティビティをこなしながらゴールを目指すアウトドアスポーツ。近年、広がりを見せており、全国各地で行われている。様々な形態でレースの構成が可能で、地域と連携した大会も数多い。
大山阿夫利アドベンチャーレースは、伊勢原市消防に勤務し、アドベンチャーレースに参加しているメンバー有志が「素晴らしい大自然の広がる伊勢原の魅力を知ってほしい」という気持ちから実行委員会を組織。１年以上の準備期間を経てこのほど開催される。
今回のレースは、大山阿夫利神社社務局（大山３５５）を午前９時半にスタート。１チーム最大３名で大山各所と市民の森ふじやま公園（東富岡１３４）に設置された15のチェックポイントを通過しながらゴールを目指す。また、こま参道、名物の「豆腐」や「大山こま」を使ったアクティビティも用意され、レース参加者が大山の魅力に触れる機会も設けられている。
レース中はチームバラバラに行動するので、見学をする場合は、スタートからこま参道、ふじやま公園などがおすすめだという。実行委員長を務める小山剛広さんは「地域の方の協力に感謝。レースを通じて伊勢原・大山の魅力を知ってもらい、また来たいと思ってもらえれば」と話す。
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