神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2017年1月20日 エリアトップへ

伊勢原消防発足50年 心新たに体制強化へ

社会

公開:2017年1月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
適切な119番通報を呼びかけるデザインの手ぬぐい
適切な119番通報を呼びかけるデザインの手ぬぐい

 今年、発足50周年を迎えた伊勢原消防。伊勢原市消防本部(吉川敏勝消防長)では、1月8日に市総合運動公園で行われた「平成29年伊勢原市消防出初式」に合わせて記念の手ぬぐいを作製し、来場者に配布した。職員らはこれからの50年に向け、住宅用火災警報器の設置呼びかけなど引き続き市内の安全確保に努める考え。

 伊勢原の消防は、1966年4月に伊勢原町消防本部として市内伊勢原に設置されたことが始まり。当時は、横山久男消防長をはじめとする9人の消防士と1台の消防車で消防活動にあたっていた。その翌年には救急車1台が導入され、救急業務を開始。1992年8月に現在の1本部1署2分署体制となった。庁訓には「規律正しく友情厚く」を掲げ、現在は118人の職員が在籍している。

 これまでには、1977年に中高層建築物などへの救助体制強化を図り、「照明付救助工作車」を考案、全国で初めて導入するなど全国的に影響を与える活動も行ってきた。また、阪神淡路大震災・新潟中越地震・東日本大震災の発生時には、緊急消防援助隊救急部隊等を派遣。市外の活動にも協力してきた。

記念の手ぬぐい出初で配布

 市消防本部では、発足50周年を記念した手ぬぐい1000枚を作製。1月8日に行われた出初式の来場者に無償で配布した。手ぬぐいのデザイン等アイデアは職員によるもの。左右には身体の部位に現れる重大な病状をイラスト化したものが描かれており、適切な119番通報を呼びかけるデザインにしたという。また、古式消防の法被や半纏の色合いをイメージした赤と紺の配色になっている。

 伊勢原市消防本部では、「伊勢原は、人口10万人あたりの火災発生件数は県内でも少ないが、観光客増加に伴う大山での山岳救助件数は増加傾向にある。また、来年には伊勢原北インターチェンジ(仮称)が完成し、開通すると新東名高速道路への出動も新たな任務となる。50年という節目を迎え、心新たに今後もさらに消防体制を強化し、連携しながら市内の安全を守っていきたい」と、新たな50年への決意を話した。

伊勢原版のトップニュース最新6

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

体力合計点 県上回る

伊勢原市

体力合計点 県上回る

「規則正しい生活習慣を」

4月12日

草木類を分別収集

伊勢原市

草木類を分別収集

ごみの減量化・資源化へ

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook