関東三十六不動の霊場である雨降山大山寺で2月28日、五壇護摩法要が執り行われた。当日は、市内外からおよそ500人が参列。午前と午後の2回、炎で厄を祓い所願成就を祈念した。
五壇護摩法要は平安時代から伝わる修法で、毎年2月28日に執り行われているもの。本堂内に置かれた護摩壇から舞い上がる炎は、厄を焼きつくし、煩悩を断つと言われている。5つの護摩壇で火を焚くのは全国でも珍しく、毎年市内外から多くの人が訪れている。
法要が始まると、僧侶たちはお経を唱えながら壇に木をくべ、炎が上がり始めると、迫力のある大太鼓の音と読経を本堂にいっぱいに響かせた。
厳かな雰囲気のなか、大きな炎が上がると本堂を埋め尽くした参列者たちは目をつむり、手を合わせるなどして所願成就を祈った。
祈祷後、常住の篠宮聖尚氏は「昨年『大山詣り』が日本遺産に認定されました。古くから厄を祓い、願いを叶えるために多くの人がこの大山を毎年訪れていました」と、日本遺産認定を参列者に報告。木太刀の奉納の歴史などについても説明した。
毎年訪れているという男性は、「これで心新たに、また今年も良い1年をすごしたい」と話した。
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