向上高校放送部(水谷正公顧問)が6月16日、17日に行われたNHK杯全国高校放送コンテスト神奈川県大会の7部門中5部門で上位入賞。7月23日(月)からNHKホールなどで行われる全国大会への出場を決めた。同校の全国大会出場は16年連続。
県大会で向上高校放送部は創作ラジオドラマ部門で1位になったほか、朗読、創作TVドラマ、研究発表で2位、ラジオドキュメントで3位と5部門で上位入賞し、全国大会出場を決めた。
1位になった創作ラジオドラマはいじめをテーマに、部員の中学校での体験をもとに脚本がつくられたという。朗読とラジオドキュメントは震災・防災をテーマに自助や公助について制作。創作TVドラマは友だちをテーマに、友人関係について制作するなど学生生活で学んだことや同世代に伝えたいことなどを作品に込めた。また研究発表では、放送部の成績向上のために必要なものをテーマに発表した。
『観てくれる人のために。聴いてくれる人のために。私たちは尽力します』という言葉を共有すべき価値観、また方向性として日々練習に励んでいる同部。水谷顧問は「他校とも日々切磋琢磨しているのが成長に繋がっているのでは」と話す。
全国大会はドキュメントと創作ドラマ部門は県大会と同じ作品の審査だが、朗読は本番で披露する。朗読で出場する部長の上原藍さんは「決勝のNHKホールで読みたい。それぞれの作品は部の皆で作ったもの。優勝してカップを持ち帰りたい」と意気込みを話した。
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