伊勢原版 掲載号:2018年7月13日号 エリアトップへ

豊作祈願し「虫送り」 竹灯籠500個が日向に灯る

文化

掲載号:2018年7月13日号

  • LINE
  • hatena
竹灯籠を谷戸田に灯す
竹灯籠を谷戸田に灯す

 市内日向の日向神社近くの谷戸田周辺で7月15日(日)、害虫を追い払い豊作を願う伝統行事「虫送り」が行われる。時代の変化とともに減少した同催しを、NPO法人伊勢原森林里山研究会(山口寿則理事長)が2016年に復活。当日はあぜ道などに500個の竹灯籠が灯る。

 虫送りは日本の伝統行事のひとつで、田植えが終わった後に農村で稲などにつく害虫を駆除し、その年の豊作を祈願するもの。日向をはじめ、市内でも行われていた記録が民俗史に残っているが、農薬の普及などの理由から次第に実施する地域が減少。そんな中、里山の再生を目的に活動するNPO法人伊勢原森林里山研究会が2016年に日向の谷戸田で再開した。

 谷戸田は市が休耕地保全のためオーナーを募り再生を目指してきた場所。同法人が市から委託を受け、田植えから収穫までをサポートしている。

 昨年までは同谷戸田のオーナーと同法人が行ってきた虫送り。しかし「地域の伝統行事を残すのは地域の協力が必要」であること、また市の民俗史の虫送りの項目に山伏を連想させる記述が残っていたことから地元と「宝城坊神木のぼり保存会」に相談。両者の協力を得て、会場の規模などを拡大して開催する運びとなった。

 当日は、日向薬師の住職が虫供養のお経を上げた後、同保存会の会員が扮する山伏を先頭に参加者らがたいまつをもって練り歩き、火の灯された500個の竹灯籠をあぜ道などに置き「送れ、送れ、虫送れ。今年も豊作満作だ」の掛け声をかけ豊作を願う。

 山口理事長は「虫送りは稲作文化のひとつであり後世に残していく必要がある。いずれは地元の方々が主体で続けてくれれば」と話している。

 時間は午後5時から8時までで、集合は日向神社(日向薬師バス停そば)(4時半受付)。竹灯籠は先着500個で参加費は100円(竹灯籠代)。来場は公共交通機関を。

 問合せは同研究会/【電話】0463・95・0234へ。
 

伊勢原版のトップニュース最新6

あすから市民文化祭

あすから市民文化祭 文化

11月9日まで 26団体参加

10月11日号

三浦尚文さんが初優勝

全日本マスターズ

三浦尚文さんが初優勝 社会

走幅跳65〜69歳クラス

10月11日号

防災音頭を披露

防災音頭を披露 社会

10月6日 大原児童公園で

10月4日号

安全な食事介助を学ぶ

安全な食事介助を学ぶ 社会

講座でサポーター養成

10月4日号

匠の技術 マウスパッドに

竹内型材研究所

匠の技術 マウスパッドに 経済

サラサラ スルスルを追求

9月27日号

地元で初の世界防衛戦

谷山ジムBigbang

地元で初の世界防衛戦 スポーツ

11月3日 総合運動公園

9月27日号

「大山こま」の香合発売

「大山こま」の香合発売 社会

新たな名産に期待

9月20日号

あっとほーむデスク

  • 10月11日0:00更新

  • 8月9日0:00更新

  • 7月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

古代の歴史散策

参加者募集

古代の歴史散策

講演会と史跡巡り

10月20日~10月20日

伊勢原版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

伊勢原版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年10月11日号

お問い合わせ

外部リンク