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伊勢原市立図書館 「楽都」が完成 市民18人の作品を掲載

文化

掲載号:2018年7月20日号

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図書館にあるもので彩られた表紙。折り目を合わせると隠し文字も
図書館にあるもので彩られた表紙。折り目を合わせると隠し文字も

 伊勢原市立図書館では開館30周年を記念して18年ぶりとなる同人誌「楽都」を制作。このほど完成し、7月1日から一般に向けての貸し出しを開始した。このほか冊子は市内小・中・高校に配布された。

 「楽都」は図書館内にある「ヤングアダルトコーナー」(中学生から20代向けコーナー)に設置されているノートに利用者が書き込んだ詩やイラストをきっかけに、「創作意欲のある若者たちで本を制作できれば」と当時の図書館員が企画したもの。市民から小説や詩、漫画などのオリジナル作品を募り、1996年には創刊号となる初冊を制作。以後2000年まで毎年1冊のペースで発刊されたが、読書離れなども影響し、5冊で制作が中断された。

 図書館では開館30周年の記念事業のひとつとして昨年7月に18年ぶりとなる「楽都」の制作を決定。市民から掲載作品を募ると同時に、体験することで読書に興味を持ってもらいたいと編集作業への参加者も募集した。

 今回の完成した「楽都」には、著者18人を含む中学生から70歳代までの21人が執筆・編集作業に参加。昨年11月から毎月1回程の作業を経て今年5月に校了。B5判・116ページの冊子に小説や詩など34点の作品を掲載した。市内在住の脚本家・金子裕氏をはじめ、小説家の三輪太郎氏、絵本作家の舘野鴻氏からの寄稿も収められている。

貸出を開始

 完成した100冊は7月1日から市立図書館で貸し出されているほか、市内の小中高校に配布。図書館では現在2冊が貸し出し中となっている。「ぜひ読んで感想を聞かせてください。著者の方へメッセージもお待ちしています」と同館の塩田麻美さん。寄せられた意見等は今後のサービスに繋げていく。

 「楽都」については今後の発刊は未定だが、市立図書館では今回の発行で、市内小・中・高校で制作された冊子などの貸し出しも視野に入れていくという。

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