大山阿夫利神社(目黒仁宮司)の秋季例大祭が8月27日(月)から29日(水)までの3日間、大山地区で行われ、28日には「ニッポンたからものプロジェクト日本遺産×Live Art伊勢原公演」が同神社社務局で開催される(午後6時から)。
秋季例大祭は夏山の無事を感謝する伝統行事。27日は早朝に下社から神輿を担いで下る遷幸祭・通称「お下り」が行われ、150人を超える大行列が大山の6町を練り歩く。
28日には社務局能楽殿で明治初期に奈良の春日大社から伝わった倭舞、巫女舞が奉納される(午前10時半)ほか、夜には能や狂言の奉納、各町内の神輿渡御もある。最終日の29日は、神事を終え大山の神様を乗せた神輿が下社へ帰る還幸祭・通称「お上り」が行われる。
ニッポンたからものプロジェクトは「日本遺産」と「Live Art」(芸能)を掛け合わせ、地域の魅力を再発見しようと2020年に開かれる東京五輪・パラ五輪をきっかけに昨年度から全国各地で始まった。
日本遺産「大山詣り」
大山阿夫利神社の秋季例大祭に合わせて開催される同プロジェクトの伊勢原公演。当日は大山阿夫利神社の権禰宜の目黒久仁彦氏と進行役のセインカミュ氏とのトークや、例大祭で奉納される「倭舞」や狂言なども特別上演されるほか日本舞踊家らによる舞や長唄なども披露される。また食事やお酒が楽しめるコーナーも設けられ、伝統芸能と祭りを同時に堪能できる。
目黒権禰宜は「大山を知ってもらういい機会。舞を踊る子どもたちの姿も見て頂ければ」と話す。
日本遺産の大山詣りは、鳶などの職人が「講」と呼ばれる集団を組織し、巨大な木太刀を担いで江戸から運び、滝で身を清めてから奉納し山頂を目指す庶民参拝。江戸の人口が100万人だった当時、手形が不要な小旅行として庶民の人気を集め、年間に20万人が大山に参拝に訪れていたという。
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