伊勢原市総合運動公園の再整備工事がまもなく段階的に実施される。前後期の2期にわたって行われる同整備。前期は2020年度、後期は2022年度に終える予定になっている。工事に伴いこれまで、いせはら芸術花火大会の観覧場所やグラウンド・ゴルフの会場などとして使われてきた「自由広場」は、6月1日から土・日・祝日に臨時駐車になるため、工事期間中は平日のみ利用可となる。
伊勢原市は総合運動公園の施設の経年劣化をはじめ、人口減少や少子高齢化、市民ニーズの多様化などから公園の再整備を計画。公園再生修復に係わる基本方針や配置計画などを検討する市総合運動公園再生修復方針検討委員会を発足させ再整備案を策定した。
前期に整備が行われるのは体育館東側の「芝生広場」と「展望広場」。現在遊具が設置されている芝生広場を造成し、主に駐車場に使用されている横のレクリエーション広場の一部を拡張する。複合遊具やロングスライダーなどアクティブな要素を拡大するほか、大人も楽しめる健康遊具、トイレなども配置する。さらに既存の遊具を移設し、幼児が安全で安心して遊べる空間も確保するなどさまざまな世代が交流できる場になる。
芝生広場の東側、標高130mの位置にある展望広場は、大山が一望できるテラス空間を創出し、ベンチなどを配置する。前期は来年度中の工事完了を予定し、工事期間中は利用が制限される。
後期の整備は体育館前の「中央広場」と、新たに整備される駐車場。現在ある体育館横の駐車場のほか、常設駐車場を5カ所整備。レクリエーション広場や自由広場西側などにも駐車場を作り、自由広場の臨時対応を含め、現在の800台から150台程度増設させる予定になっている。後期工事は2021年度から22年度中の完了を予定している。
利用者の声
伊勢原市グラウンド・ゴルフ協会の端山健一会長は「駐車場が増えれば、大会の際には大変ありがたい」と話す。また芝生広場の利用者は「しばらく使えなくなるのは仕方がない。遊具が増えれば子どもも遊べるので待ち遠しい」と話していた。
市みどり公園課の担当者は「工事期間中も野球場と体育館は通常通り利用できる。詳細は市ホームページなどで随時公表していく予定」と話している。
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