向上高校(直理賀一校長)の生徒有志らがこのほど、新型コロナウイルス感染症の最前線で仕事をする医療従事者に向けたメッセージ動画とメッセージボードを作成。伊勢原協同病院など同校の近隣医療機関へ届けた。
医療従事者へメッセージを届ける企画「コロナに負けないプロジェクト(略称Re:コロプロ)」を立ち上げたのは同校生徒会「なおき会」(皆木彩奈会長・2年)。全国で医療従事者にエールを送る機運が高まる中、自分たちに何かできることはないかと考え医療機関へのメッセージを企画した。Reには日ごろの感謝に対する恩返しのリターンの思いが込められている。
メッセージ動画は約2分間。1年生から3年生までの各クラスから有志を募り、「医療従事者の方々のおかげで私たちは助けられています」などの感謝や「マスク着用やソーシャルディスタンスなど感染対策を実施し、医療従事者の方々のためにも、私たちにできることをしっかり続けていく」などのメッセージを動画にした。メッセージボードには無数のハート型の画用紙に感謝の言葉などを書き、大きなハート型や四葉のクローバーなどに仕上げた。
近隣医療機関へメッセージ
メッセージを届けたのは伊勢原協同病院、東海大学医学部付属病院、厚木市立病院、東名厚木病院の4つの医療機関。
1月15日には伊勢原協同病院を訪れ、鎌田修博病院長にメッセージを届けた。皆木会長は「コロナで頑張っている医療従事者の方々への感謝の気持ちと、私たちも学校で感染予防のためにさまざまな努力をしていることを伝えたかった。医療従事者の方と会い、マスクの重要性などを聞けて、勉強になった。今後も感染対策を続けていきたい」と話した。鎌田病院長は「コロナ禍で自粛が続く中、学生の皆さんも辛い思いをされていると思う。そうした中このような温かい心配りいただき医療従事者にとって励みになる」と感謝の言葉を送った。
同院ではメッセージボードを事務室前に掲示。動画は職員が視聴できる院内限定のネットワークで公開している。
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