全日本卓球選手権カデットの部(13歳以下と14歳以下)県予選会が8月29日と9月5日にサンライフひらつかアリーナなどで開催され、山王中1年の黄塚結空(ゆうあ)さん(相模原・近藤クラブ)が13歳以下男子シングルの部で優勝。妹で大山小6年の咲宙(さくら)さん(同)が13歳以下女子シングルの部で準優勝し、兄妹揃って全国大会への出場を決めた。
結空さんが出場したカデット13歳以下男子シングルスには県内から104人がエントリーした。
シードのため、2回戦から出場した結空さん。初戦から調子が良く、決勝までの5試合全て3セットを先取するストレートで勝利し決勝へ。迎えた相手は小学校からのライバル。互いに譲らず、決着は最終セットにもつれ込んだ。
ここで結空さんは、大会のために練習し、温存していたサーブを繰り出し勝利。県予選会を初制覇し、全国大会への出場権を獲得した。
「優勝できて嬉しい。シングルでは初の全国。ベスト16をめざす」と意気込む。結空さんはダブルスでも3位になり全国出場権を獲得した。
妹の咲宙さんが出場した13歳以下女子シングルの部には61人がエントリー。「全く緊張しなかった」との言葉通り、初戦から4試合を勝ち上がり決勝へ。相手は1歳年下の選手。1セット目先取し、幸先良いスタートを切るも、3セット連続で奪われ敗戦。準優勝で全国大会への出場権を得た。
これまで全国大会に3度出場した咲宙さんは「2回戦が最高なので、2回勝ってベスト32に進みたいと」話した。
2人は大山の自宅近くの空き家を借りて、毎日夕方5時から3時間、父親の渓さん(37)の指導のもと、練習に励む。渓さんは「嬉しいし、ほっとしている。兄妹で全国大会に出場するのが5年越しの家族の目標だった。全国では思いっきり楽しんでほしい」とエールを送った。母親の美穂さん(36)は「嬉しい。応援し、支えてくれた周りの方に感謝したい」と話していた。
全日本選手権は10月29日(金)から31日(日)まで愛知県内で開催される予定。
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