伊勢原市立大山小学校(海野真一郎校長)の6年生が6月9日、神奈川県自然環境保全センター(厚木市七沢)で外来種のアメリカザリガニ捕獲を通して自然環境への理解を深める郊外学習を行った。
アメリカザリガニは、生態系に悪影響を及ぼす外来種として、環境省の生態系被害防止外来種リストの「緊急対策外来種」に選定されているほか、日本生態学会による「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選定されている。
合衆国が原産で100年ほど前に日本に持ち込まれた。同センターでは1990年ころに来園者によって放たれたため、爆発的に増殖、自然観察園の池のアサザやコウホネなどの水生生物が姿を消すなど、池の様子が一変したという。
当日は、同センター職員が写真やイラストを用いて、雑食性のアメリカザリガニが水生生物を捕食したり、移動の際には邪魔になる植物を切って進んだりすることなどを解説。植物が消え、生き物のすみかや産卵場所がなくなり、繁殖力の強いアメリカザリガニだけが増える悪循環に陥ったことなどを児童らにわかりやすく説明した。
その後、児童らはヤマビル多発地帯を足早に通り、池に移動。専用の竹竿にスルメを付け、ザリガニバスターズとして捕獲作業を実施した。5日には約300匹が捕獲されたが、当日は気温、水温ともに低く、ザリガニは池の泥の中に姿をひそめていたため釣果は今ひとつだった。参加した児童からは「ザリガニは大山ではあまり見られないのでかっこよかった」「釣ることができてよかった」などの感想が聞かれた。
海野校長は「他の外来生物にも興味をもつきっかけになってくれればうれしい」と話し、センター職員は「何が外来種で、日本の自然にどんな影響を及ぼすのか、正しい知識をもってほしい」と語った。
捕獲されたザリガニは同センターで保護されている鳥獣の餌や他の学習施設のタッチプールでの展示などに利用される。
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