神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2022年7月15日 エリアトップへ

浄発願寺塚越住職 比(フィリピン)のレイテ島を慰問 台風被害の避難所を巡回

社会

公開:2022年7月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
約1,000人の前で演武を披露する五條さんら(提供写真)
約1,000人の前で演武を披露する五條さんら(提供写真)

 浄発願寺(日向)の塚越慈徳(じとく)住職が6月13日から27日まで、フィリピンのレイテ島を訪問した。今年4月の台風による大雨の影響で土砂崩れなどの被害に遭い、避難所生活を送る人たちの支援が目的。帰国した住職を取材した。  

 フィリピンのレイテ島は塚越住職の妻の出身地。2年前と昨年12月にも台風で甚大な被害が発生している。塚越住職は避難所で生活を送る人たちの力になりたいと、現地の地区リーダーに支援金を送り、食料や衣服、生活必需品などの購入に充ててもらったほか、檀家などから寄せられた衣服なども送っていた。

 今年4月の台風被害の直後から現地への訪問を計画した塚越住職。日程を調整して約2週間の訪問が実現した。

 フィリピンには塚越住職と妻のほか、住職の思いに賛同した伊勢原市出身で、日本舞踊五條流師範の五條詠寿郎さんらが参加。3カ所の避難所を複数回にわたって訪問し、五條さんらは演舞を披露したほか、現地の人たちと一緒に踊ったりするなど交流を深めた。また住職は、避難所の子どもたちにお菓子をふるまった。

 住職によると避難所には、1カ所に300〜400人が避難生活を送っており、公演の日は1000人ほどが足を運んでいたという。塚越住職は「両親や兄弟を亡くし、笑顔が消えていた子どもに笑顔が戻った。固く閉ざしていた心がほぐれたのが嬉しかった」と話す。また、「私は仏様のおかげで生かされ、毎日感謝の日々を送っている。国内外問わず、困っている方はたくさんいる。もっと多くの方を助けたいが、それができないのが悔しい」と涙を浮かべて語った。塚越住職は40年ほど前からボランティア活動を続け、東日本大震災後から今日に至るまで、毎年東北に足を運び支援を続けている。

子どもにお菓子を配る塚越住職(提供写真)
子どもにお菓子を配る塚越住職(提供写真)

伊勢原版のトップニュース最新6

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

体力合計点 県上回る

伊勢原市

体力合計点 県上回る

「規則正しい生活習慣を」

4月12日

草木類を分別収集

伊勢原市

草木類を分別収集

ごみの減量化・資源化へ

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook