神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2011年11月25日 エリアトップへ

「心一つに」再び挑む全国 「春高」へ初出場 向上男子バレー部 

スポーツ

公開:2011年11月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
強い団結力で上位進出を狙う
強い団結力で上位進出を狙う

 向上高校の男子バレーボール部(三浦光広監督)が来年1月に行われる「第64回全日本バレーボール高等学校選手権大会」に初出場する。部員わずか18人の少数精鋭チームが、伊勢原市民の期待を背に全国で躍動する。

 毎年3月に行われていたことから「春高バレー」の名で知られるこの大会。前回から1月開催となり、3年生にとって最後の大舞台になった。強豪チームの熱戦に注目度も高く、この大会から日本代表や世界へ羽ばたく選手も多い。

 向上は、100チームが参加した県予選・男子の部で準優勝となり、市立橘(川崎市)とともに全国へ駒を進めた。向上の春高出場は1965年の創部以来、初めて。三浦監督は「一人ひとりが自分の役割を理解し、よく戦ってくれた」と選手をたたえる。

転機はI・H(インターハイ)

 春高バレーの選手登録は18人。部員の大半がベンチ入りとなる向上は、選手層の厚いチームとは言いがたい。だが、11人の3年生がこれまでチームを支えてきた。須藤凌主将(大和市立引地台中)をはじめ、5人が各年代で県選抜を経験。内藤聖人選手(成瀬中)と柏木智幸選手(同)は、中学で全国大会に出場している。

 そんな”黄金世代”の活躍もあり、今夏はインターハイにも初出場し、全国で1勝をあげた。しかし、須藤主将は「全国に進んだだけで満足してしまった。しっかり練習していれば、もっと上までいけたと思う」と悔しさをにじませる。

 「インターハイが一つの転機になった」と三浦監督。チームの目標もそれまでの全国出場から「全国の上位進出」に。選手の目の色も変わった。現在、本大会を見据え、ハードな練習の日々が続いている。

 チームの平均身長は177cm。三浦監督は「出場チームの中で一番小さいのでは」と話すが、高さのハンデは粘りあるレシーブと素早い攻撃で補う。「一番の武器はチームワーク。少ない人数だからこそ、皆が手を取り合い、心一つに頑張っている」と須藤主将。「この仲間と再び全国に挑めることに感謝して、全力で戦います」と誓った。

 本大会は12月4日に組合せが決まり、1月5日に東京体育館で開幕する。
 

伊勢原版のトップニュース最新6

大山で宿坊体験

自修館中等教育学校

大山で宿坊体験

納太刀やとうふ作りも

4月26日

給湯器点検商法にご用心

給湯器点検商法にご用心

相談件数が急増

4月26日

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

体力合計点 県上回る

伊勢原市

体力合計点 県上回る

「規則正しい生活習慣を」

4月12日

草木類を分別収集

伊勢原市

草木類を分別収集

ごみの減量化・資源化へ

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook