ロンドン2012パラリンピック 金メダルに笑顔 100m背泳ぎ 秋山里奈さん
ロンドン・パラリンピック・競泳女子100m背泳ぎ(視覚障害S11クラス)で、秋山里奈さん(日向在住・明治大学大学院・24歳)が1分19秒50のパラリンピックレコードで金メダルを獲得した。
「嬉しかった。ほっとした」。アテネパラリンピックから8年間、願い続けてきた100m背泳ぎの金メダルに笑みがこぼれる。
ロンドンパラリンピックでは6種目に出場。最初の種目の100m自由形では、まさかの失格。ほぼ初めての経験に困惑するも、しっかりと気持ちを切り替えて臨んだ100m背泳ぎでは見事な金メダル。自然とガッツポーズが出たという。
本紙の取材に「水泳をやってきた中で、嬉しい事よりも辛いことのほうが100倍も1000倍もあったけど、目標を達成できた今は良い思い出です」と話す。
ロンドンには、約50人の応援団と後援会メンバーが集結し、秋山さんを応援。壮行会を企画した後援会の足高慎吾さんは「皆さんの応援がロンドンに届き、最後の10mを逃げ切れる力になりました。ありがとうございます」と話す。報告会は10月中旬以降に行う予定。
秋山さんは大会終了後に選手団と現地を観光し、12日に帰国。帰国後は後援会や練習するチャンピオンスイムクラブいせはら校などに金メダルの報告、テレビ出演などに駆け回った。帰国したら食べたいと話していたラーメンも「食べました」と笑顔で話した。
市庁舎を訪問
14日には伊勢原市役所を訪問。多くの市民・市職員に出迎えられながら、金メダルを報告した。
「夢実現、おめでとうございます。活躍が市民に夢と勇気をくれた」と長塚幾子市長。秋山さんは「生まれも育ちも伊勢原。ずっと伊勢原の人たちに応援してもらった。小さな恩返しができて良かった」と話した。明治大学大学院に通う秋山さん。水泳に関しては、11月にメドレーリレー3連覇のかかる日本選手権に出場する。以降は未定。大学院の卒業を控え、修士論文と就職活動もするという。
市と伊勢原署は、10月14日(日)の道灌まつり内で、秋山さんの1日伊勢原警察署長としてのパレードを企画。表彰式も実施する予定。
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