宝城坊・日向薬師(内藤京介住職)で4月15日(土)、春季例大祭「宝城坊 春季本尊開扉大法会」が執り行われる。当日は、宝物殿の本尊の御開帳や、山伏姿の修験者による神事「神木のぼり」をはじめ、開創1300年を記念して、通常12年に1度、寅年にしか行われない稚児行列も行われる。
宝城坊・日向薬師は、霊亀2年に僧行基により開山されたと伝えられている古刹で、日本三大薬師としても知られている。270年ぶりの本堂の改修「平成の大修理」も昨年11月に完了し、落慶。その新しい姿を見ようと、多くの人が訪れている。
春季例大祭は、かながわのまつり50選にも選ばれている伝統行事。毎年市内外から2千人ほどが足を運び、無病息災や五穀豊穣などを祈願している。
祭りのメーンとして注目を集める「神木のぼり」は午後1時から行われる。山伏の姿をした修験者が、高さ5mのシイの木に登り、安全祈願の口上を読み上げる。昨年までは改修工事の影響で、林道途中の駐車場での実施だったが、今年からは境内で実施。より見物もしやすくなるという。
また、例大祭当日は年に5日間のみ開帳される本尊・薬師如来三尊像も拝観することができる。今年の御開帳はこの日が最後。
記念の稚児行列
今年の例大祭は、本堂改修後初めての開催であり、開創1300年記念となる節目。それを祝い、通常12年に1度、寅年のみ行う「稚児行列」を午前10時から実施する。華やかな衣装を着た子どもたち50人以上が、日向薬師バス停下から本堂までを練り歩く。
内藤住職は、「本堂改修後初めて行われる例大祭ですので、この機会にぜひ足を運んでご覧になってください」と話した。
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