愛甲石田駅周辺を中心に活動する地元の有志団体、成瀬活性化委員会がこのほど、第31回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞した。同委員会は「私たちのまちは私たちの手で」を合言葉に、会員同士で力を合わせて駅前ロータリー広場の花壇整備や草刈り、清掃などを継続的に行っており、地域のまちづくりにつなげる取り組みが高く評価された。
同賞は、花と緑の愛護に顕著な功績があった民間団体に対して、その功績をたたえるもので、今回は全国から115の団体が受賞した。
成瀬活性化委員会は、2009年3月に設立。自治会や商工会などが集まる会合で、「地域のために何かやろうか」と話題になったことがきっかけ。「健康で明るく」「安心で安全な地域」「地域の関わりの再生」を目標に、現在は約50人の会員が地域の活性化活動に取り組んでいる。
駅前清掃など継続
同委員会の主な活動は、年6回行う愛甲石田駅前ロータリー広場周辺の花壇整備や草刈り、清掃。会員や地域住民、日産自動車の社員などが毎回60人ほど参加する。
また、地域内にある10カ所の公園それぞれに愛護会をつくり、公園を管理。ほかにも、地域団体と連携して駅南口ロータリーふれあい祭や、毎週日曜日の朝にラジオ体操を開催するなど、地域のまちづくりにつなげる取り組みを実践している。同委員会の活動は、県がこのほどまとめた「かながわコミュニティ再生・活性化事例集」でも紹介されている。
同委員会の足立安章会長(79)は、「この度の受賞は、大変光栄なこと。これからも子どもからお年寄りまで、活気にあふれ、みんなが笑顔で暮らせる成瀬地域のために、仲間を増やしながら頑張っていきたい」と話した。
表彰は5月16日(土)に福井県福井運動公園で開催される第31回全国「みどりの愛護」のつどい内で実施される予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で式典は中止となった。
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