伊勢原手作り甲冑隊(若林紘一隊長)が7月9日と10日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組む人たちへの応援と感謝を伝えるため、市内3カ所でパフォーマンスを行った。
同隊は新型コロナウイルス感染症が拡大する中、医療従事者やその家族が、偏見から差別やいじめにあっているという話を聞き、「感染症の最前線で戦っている人たちに何かできないか」と考え、感謝と応援を伝えるパフォーマンスの実施を決めた。
9日は同隊隊員18人が参加し、伊勢原市役所と伊勢原協同病院を訪問。同院では鎌田修博病院長らを前に若林隊長が「これからも私たちの命を守って下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。医療従事者の皆様ありがとうございます」とあいさつ。ほら貝を吹き鳴らし、青い旗を振り、拍手で感謝の気持ちとエールを送った。
鎌田病院長は「はじめてのことでありがたい。地元の皆さんの応援は大変心強く、励みになる」と話した。同隊は、10日には東海大学医学部付属病院を訪問し、医療従事者らに感謝を伝えた。
同隊は2003年に若林さんが5人の仲間とともに結成。現在110人が在籍し、厚紙に思い思いに彩色した手作り甲冑を身にまとい、道灌まつりのパレードをはじめ、市内外のイベントに参加している。
バーチャル開放区に参加
同隊は、日常生活を送る上で欠かせない仕事を担っている人への応援や感謝をテーマに、文化芸術の動画を県が募集する事業「バーチャル開放区」に参加。甲冑バンドDO―KANNによる「道灌応援歌」の演奏と、同隊の寸劇「五人の道灌揃い踏み」の2本の動画にパフォーマンスの様子を入れて応募した。同事業では、8月末までの再生回数が上位の応募作品の中から選考の上、表彰される。動画は県ホームページ「バーチャル開放区」https://kaihouku.pref.kanagawa.jp/?page_id=1545のほか、同隊や市ホームページからも視聴できる。
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