藤沢市は4月から下水道料金の値上げに踏み切る。平均的な家庭(40㎥)で、これまでの3672円から4013円に上がる。1000㎥では、23万157円が24万1502円(料金はどちらも2カ月分、消費税込み)。下水道の料金体系は、使用量に合わせて料金が加算される仕組みで、全体では7・31%の値上げ。
値上げの理由について藤沢市土木経営課では、これまでの下水道設備が壊れたら修繕する「対処保全型」から、壊れそうな所を事前に直す「予防保全型」へ変更し、施設の長寿命化を図るためとしている。値上げは99(平成11)年度以来12年振り。料金の値上げにより、神奈川県内19市の中で、6番目に高い料金体系になる。19市中、下水道料金が一番低いのは南足柄市で2890円、一番高いのは三浦市で4725円(どちらも40㎥・2カ月・税込み)。
1世帯あたりの下水道使用量は、節水型便器や節水型の洗濯機の普及から、藤沢市でも減る傾向にある。
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