11月16日に衆議院が解散し、12月4日(火)公示、16日(日)投開票の総選挙に向けて、急ピッチに準備が進められている。藤沢市、寒川町の神奈川12区では11月21日現在、前職2人と新人3人が出馬を予定しており、事実上の選挙戦に突入した。衆院選が師走に実施されるのは実に29年ぶりのこととなる。
神奈川12区では21日現在、社民党を離党した前衆議院議員の阿部知子氏(64)、民主党前職で金融担当大臣の中塚一宏氏(47)、新人では日本維新の会の甘粕和彦氏(29)、共産党からは沼上常生氏(54)、政権奪還を目指す自民党からは元神奈川県議会議員の星野剛士氏(49)が出馬を予定している。
2009年の前回選挙では民主党が躍進、自民党は歴史的敗北を喫し、政権交代が起こった。民主党政権で初の衆院選となる今回、10以上の政党が乱立し、候補者擁立の動きに注目が集まる。
09年衆院選小選挙区の藤沢市内の投票率は66・80%、神奈川12区内では66・68%だった。
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