藤沢市建設業協会(綾久会長)による「東日本大震災を風化させない」と題した復興支援フォーラムが3月19日(火)、藤沢市民会館で開かれる。午後7時開演、入場無料。要申込み。講演会では被災地の「語り部ガイド」が、当時の状況と現状、自らの経験などを話す。同会は「大災害を記憶にとどめ、防災を見直すきっかけにしてもらえたら」としている。
藤沢市建設業協会では昨年10月、被災地の状況を視察するため、会員30社で現地を訪れた。岩手県陸前高田と宮城県気仙沼を訪問したメンバーは、がれきが残るまちを見て「2年経っても復興はほとんど進んでいない」と感じたという。
綾会長は「現地からは『最近では震災関連の報道なども減り、東北は忘れ去られてしまうのでは』という切実な声もあった。自分たちが見たこと聞いたことを藤沢の人たちにも伝えなくてはならないと思った」と話す。現地でバスガイドを務めた菅原清香さんが南三陸町ガイドサークル汐風で「語り部ガイド」をしていたことから講師を打診。同会の社会貢献イベントの一環として、支援フォーラムの開催がまとまった。
震災DVD放映や物産品販売も
フォーラムでは語り部講演のほか、震災DVD放映、災害時出動など同会の防災活動が紹介される。また、特産品販売コーナーや募金箱の設置も。
参加希望者は同会【電話】0466・27・3341、【FAX】0466・25・4664、またはinfo@fujisawakenkyo.comへ申込み。
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