藤沢市北部、御所見地区の幼児教育を支えてきたごしょみ幼稚園(満田ミツル園長)で3月16日、最後の卒園式と閉園式が開かれた。同園は、農業地域だった同地区の地域貢献を目的に、全国にさきがけ農協が設立した、さがみ農協立の幼稚園だった。時代と共に地域の特色が変わり小子化などの影響で、このほど閉園することになった。
卒園式には、最後の園児となる63人が出席し、園長が1人ひとりに卒園証書を手渡した。これで同園からは、延べ5678人が巣立っていったことになる。
満田園長は「47回目の卒園式を迎えられたこと、とても嬉しく思う」とあいさつ。園児たちに「幼稚園で学んだ集中力、頑張る心、思いやりの心を思い出して頑張って欲しい」と呼びかけた。その後、閉園式が行われ、JAさがみの長嶋喜満代表理事組合長がその歴史を振り返った。「残念だが本日が閉園の日。地域の皆様に感謝申し上げる」と話を締めくくると、保護者から大きな拍手が送られた。
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