神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2013年7月19日 エリアトップへ

熱中症救急搬送 市内で急増 6日間で16件 前年より10日早いピーク

社会

公開:2013年7月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
市内の熱中症救急搬送件数
市内の熱中症救急搬送件数

 関東甲信地方が梅雨明けした7月6日から連日真夏日が続き、全国各地で熱中症の救急搬送が相次ぐ中、藤沢市内でも患者が急増している。

 市消防局救急救命課によれば、市内の搬送件数は、統計を開始した5月27日から7月11日現在までで25件。そのうちの6割以上にあたる16件が、6日からの6日間に集中しているという。死亡や重症の患者はいないものの、頭痛や嘔吐、虚脱感などの症状が表れる「中等症」が12件となっており、同課は注意を呼びかけている。

 例年、熱中症の発生が多くなるのは、梅雨が明ける7月中旬ごろ。2012年に熱中症の患者が大幅に増加したのは7月16日からで、13年は前年よりも10日早い。また搬送件数では、12年の7月11日時点は4件で、13年は前年比で6・25倍に上っている。

正しい予防と対処を

 熱中症は、高温の屋外での運動や作業中だけでなく、高温多湿の屋内でも発症しやすい。同課の13年の統計では、屋外の作業や運動の際の発生が18件で、空調を使わずに作業を行っていた事例など、屋内での発生も7件あった。

 予防方法として効果的なのは、こまめな水分と塩分の補給。特に水分は、「のどが渇いた」と感じる前から口にすることが大切だという。

 同課によると、呼びかけへの反応がおかしい、体がけいれんするなど重度の熱中症は、命に関わる危険な状態。担当者は「特に幼児や高齢者は注意が必要。暑さでめまいや吐き気などを感じたら、迷わずに救急車を呼んでほしい」と語った。

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のトップニュース最新6

初公開の立体・版画も

市アートスペース

初公開の立体・版画も

彫刻家夫妻の人生たどる

4月26日

築いた功績、次代へ

新江ノ島水族館

築いた功績、次代へ

堀由紀子名誉館長しのぶ

4月26日

「魔の7歳」どう防ぐ

小学生の交通事故

「魔の7歳」どう防ぐ

警察署「危険箇所共有を」

4月19日

湘南を遊び尽くせ

Locomo代表、栗原さん開発

湘南を遊び尽くせ

アプリで地域情報発信

4月19日

各市街地で軒並み上昇

市内公示地価

各市街地で軒並み上昇

住みやすさとブランド影響

4月12日

湘南がプレーオフ進出

プロバスケB3リーグ

湘南がプレーオフ進出

決め手は得失点差「1」

4月12日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook