プレミアム商品券11月に 補正で5,500万計上
藤沢市議会9月定例会が2日から始まり、プレミアム商品券発売事業に対する助成として5522万3千円が補正予算案に計上されている。商品券は、藤沢商工会議所と(公社)藤沢市商店会連合会が助成を受け11月に発売をする予定。消費を促し市内経済の活性化を図ることなどが狙い。
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商品券は、市内対象店舗での買い物が10%分割引になるというもの。販売額は5億円を予定しており、プレミアム分10%にあたる5千万円分を市と取扱店が負担する。。
消費税増税前の「駆け込み需要」の市外流出を防ぐことなどを目的とする同商品券。年末商戦と合わせ、購買意欲が高まるとされる11月に発売し、市内での消費を促す。商品券は、500円券の22枚綴りで1万円。5万冊を販売する。
商連の西山三男事務局長は、「安倍政権になってから景気回復のムードがあるが、私たち末端の商店は、まだ厳しさが続いている」と市内の経済状況に触れ、「年末年始の市内景気回復の起爆剤として期待している」と話した。
対象となる店舗や販売日、販売方法などは調整中。
割引特典付きの商品券は、2009年に「好きですふじさわ商品券2009」が発売されている。事業規模は5億5500万円。当時は、子育て支援を目的に、小学6年生までの子どもがいる世帯には、5%を上乗せした15%のプレミアム特典が付された。
その他の事業
市9月補正予算額は、一般会計12億1299万5千円、特別会計1億3617万円。プレミアム商品券事業の他の主な事業は、商店街が設置する防犯カメラ・街路灯のLED化の助成に4027万円、幼児二人同乗用自転車購入費(200件分)の助成に600万円、滝の沢小・駒寄小の給食調理室設置に2億1983万8千円、高欄の老朽化が進んでいる遊行寺橋の改修に1626万円、災害発生時の帰宅困難者対策に390万円、緊急避難場所となる鵠沼市民センター本館屋上の非常階段設置、耐震補強などに564万9千円が計上されている。
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