夢に見たディズニーランドでの演奏に向け真剣に練習（２月27日撮影）
市立善行中学校の吹奏楽部（三浦孝一顧問）が東京ディズニーリゾート「ミュージック・フェスティバル・プログラム」に初選出され、３月８日（日）に東京ディズニーランドで演奏を行う。卒業を控えた３年生にとっては引退演奏となり、練習に熱が入っている。
このプログラムは、音楽バンドやダンスなど様々なジャンルで活躍している、幼稚園から社会人までのアマチュアグループが「キャスト」として演奏・演技を披露するもの。毎回ビデオ審査で出演者が決定する。
同校吹奏楽部は、２０１３年に初挑戦したが落選。「生徒たちの大きな目標だった」と三浦顧問がいうように、夢の舞台での演奏を目指し練習を重ねてきた。昨年10月、オーディションを通過し出演が決まるが台風で中止に。再チャレンジとなった今回は、演奏技術のレベルアップはもちろん、振り付けや笑顔にも気を配り見事合格した。三浦顧問が報告をしたときには、大喜びで泣き出す生徒もいたという。
演奏時間は20分ほどで、アップテンポな４曲を披露する。部長の今井優那さん（２年）は、「すごく緊張している。お客さんを引き付けられるような演奏をしたい」と意気込みを語り、「４曲目の『エル・クンバンチェロ』は、日頃から演奏している曲。パーカッション担当がノリノリで、私たちも聞いている人も楽しくなる」と話した。
当日が引退演奏会となる。前部長の関口千穂さん（３年）は「夢の舞台、悔いのないように、練習の成果を発揮して楽しませる演奏をしたい」と語った。
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