高齢者や障害者、女性の就業を支援する鵠沼神明の「藤沢市生きがい福祉センター」(稲垣一彦センター長)の本館棟建替え工事が終了し、7月15日(水)から運用が始まる。施設再稼働を前に、4日には内覧会も行われた。
今回のリニューアルは、民間施設を転用した旧本館棟が築57年と古く老朽化が進んでおり、現在の耐震基準も満たしていないことを主な理由に実施されたもの。敷地内の駐車場スペースに新設された建物は鉄骨造2階建てで、設備のバリアフリー化も盛り込まれている。床延面積は約1044平方メートル。15日からは第2期工事として、旧本館棟の解体工事なども行われる。総工事費は約4億2700万円。
内覧会には鈴木恒夫藤沢市長や佐藤春雄市議会議長をはじめ、市議や地域住民など、約100人が参加。リニューアルされた建物について説明を受けながら、会員たちの活動紹介に耳を傾けていた。
「生きがい福祉センター」(鵠沼神明1の3の18)は、(公財)藤沢市まちづくり協会が市の指定管理を受け運営する施設。高齢者を対象とした「シルバー人材センター」と、障害者や女性が対象の「生きがい就労センター」の2つの事業を行っており、合計約2400人の会員が登録している。市や民間企業から業務を受託し、会員に提供することで、幅広い層への就労機会確保と社会参画の推進を行っている。
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