レディオ湘南(周波数83・1MHz)が4月28日(木)に開局20周年を迎える。山田秀幸代表取締役社長は、「これまで災害時に役立つ情報をはじめ、湘南エリアの情報発信に努めてきた。これからも地域に愛され、必要とされるFM放送局を目指したい」と語る。
レディオ湘南は、市や地元企業などが出資する第3セクター方式で運営されるFM放送局。1996年4月に県内5番目、全国では31番目となるコミュニティFMとして放送を開始した。
インターネットが無かった1990年ごろ、「FM放送で藤沢の情報を発信しよう」と、藤沢青年会議所が設立を提案した。95年の阪神・淡路大震災を契機に、災害ラジオの重要性が認知されたことも開局の後押しになった。
市との連携による災害時の緊急放送に力を入れ、東日本大震災の発生時も計画停電のさなか、自家発電で放送を続けた。また、開局当時からDJを務める財津紀元さんによる長寿番組のほか、地元大学生による番組など根強く支持されている。=中面に関連記事「防災テーマに20周年企画」
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