藤沢市と中国・昆明市が友好都市を結んで35周年となるのを記念し、藤沢市で9月24日、昆明市の王春燕(オウシュンエン)副市長ら訪問団を招いて式典が開かれた。鈴木恒夫市長と王副市長は、さらなる友好の発展を誓い合った。
市民会館で開かれた式典には、行政、議会や湘南日本中国友好協会などの関係者約100人が出席。訪問団を拍手で迎え入れた。
鈴木市長は「藤沢市民42万人を代表して歓迎する。昆明市との交流が発展し、友好が長く続くよう努力していきたい」とあいさつ。王副市長は「藤沢市は昆明市にとって初めての国際友好都市。これまで行政や民間で農業、文化、観光などの提携を拡大し、実りある交流が行われてきた」と交流の成果を強調し、「さらに輝かしい未来を切り開いていきたい」と話した。両者は、さらなる友好関係の継続や強化を誓い合った。
11月には、昆明市で記念式典や交流行事が行われ、藤沢市訪問団が参加する。
聶耳氏をきっかけに
中国の国歌を作曲した昆明市出身の聶耳(ニエアル)氏が、1935年に鵠沼海岸で遊泳中に帰らぬ人となった。その死を悼んだ多くの藤沢市民により記念碑が建てられた。このことをきっかけに、両市の間で友好訪問団の交流がスタート。1981年8月、昆明市長から友好都市提携を希望する文書が寄せられ、同年11月5日、藤沢市において友好都市締結の調印式が行われた。
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