お正月の江の島土産の一つ、その年の干支を描いた「貝がら絵馬」。辻堂元町在住のイラストレーター横山康之さんが12年連続で描き続け、今年で十二支を一巡した。「12年間はあっという間だった。毎年多くの人に親しまれるよう丁寧に描いてきた。江の島を訪れた思い出のひとつになれると嬉しい」と話している。
横山さんは、小さいころから絵を描くことが好きで、2007年に趣味だったイラストを仕事にしようと、自身の工房「辻堂水族館」を開設。水性サインペンで描くユーモラスな海の生物に、一言メッセージを添えるスタイルで、ポストカードやストラップなどのグッズを手がけている。普段は、江の島シーキャンドルで露店を開き、オリジナル製品を販売している。
今年の貝がら絵馬には、干支の「酉」を中心に左右に江の島と富士山が描かれ、「祈開運」のメッセージが添えられている。印刷ではなく一枚一枚手書きによるもので、袋詰めなどの作業も妻や子どもが手伝い、毎年家族一丸となって作り上げているという。
横山さんは「江の島は、世界中から観光客が集まる場所。地元の海の生物や風景などを描いた絵が、世界中に広まってくれたら嬉しい」と話した。
貝がら絵馬は、本日1月1日から江島神社で購入できる(初穂料1000円・枚数限定)。
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